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重文機械群の中、クラシックコンサート…熊本大学

2008年5月28日(水)

熊本大学(熊本市黒髪2丁目、崎元達郎学長)は5月23日、黒髪キャンパスの工学部研究資料館で同大の教員・学生らによるクラシックコンサートを開催した。 「風薫るコンサート」と銘打って同資料館と五高記念館が企画したもので、今回が2回目。昨年日本機械学会が同資料館と機械群を「機械遺産」に認定したのを記念して昨年11月に開催したが、同館内はロマネスク教会のように天井が高いことから、音響効果がよくクラシックを聴くのに適した建物だという。当日は教育学部音楽科の吉永誠吾教授によるバイオリンのほか同研究科の学生らが歌、ピアノ、弦楽四十奏の演奏を披露。約100人の聴衆は初夏の夕暮れのひとときをクラシックの調べに耳を傾けていた。(佐藤元)

ソプラノ独唱の柴田万代さん(大学院修士2年)

ショパンの「夜想曲」を演奏する吉永教授
国の重要文化財に指定されている工学部研究資料館の機械群
約100人がクラシックの演奏に聞き入っていた
赤レンガの外観が特徴の工学部研究資料館は明治41年に建てられた