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辛島町にアウトソーシングセンター・・・東京都のトランスコスモス

2008年7月14日(月)

 東京都渋谷区のトランスコスモス梶i奥田昌孝社長)は10月、熊本市辛島町にビジネスアウトソーシングのサービスセンターを開設する。投資額は4億円。従業員は最大稼働時で1200人になる見込み。7月14日に県および熊本市と立地協定を結んだ。
 企業のフロント業務やバックオフィス業務などをアウトソーシングする複合型センターで、同様の拠点は東京に次ぎ2カ所目の開設となる。名称は「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)熊本テクニカルセンター」。場所は熊本交通センター南側のNBF熊本ビル6、7階。フロア面積は延べ1650u、オペレーターのシート数は400席。3年後をめどに1200人体制にするという。提供サービスは受発注、経理などのビジネスアウトソーシングのほか、ITサポートやERP(経営資源計画)サポートなどのデスクサービス、システム運用・開発・保守などのITアウトソーシングなど。
 同社は1966年に前身の丸栄計算センター鰍ニして設立。資本金は290億6500万円、従業員数はグループ全体で1万1883人。07年度の連結売上高は1647億7100万円。九州には福岡市と宮崎市、那覇市、沖縄市にコールセンターを置く。(佐藤奈)

7月14日に県および熊本市と立地協定を締結した。
調印を終え握手を交わす(左から)蒲島知事、石見浩一トランスコスモス副社長、幸山熊本市長
「工業系やIT系の人材が豊富なことが熊本でのセンター開設の決め手」と話す石見副社長
トランスコスモスが入居するNBF熊本ビル。今年2月に完成した