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アップル社製品愛好家の集い・・・熊本MacCafe

2008年9月8日(月)

 熊本県内で活動する米アップル社の製品愛好者団体、熊本MacCafe(上野俊行代表)は9月6日(土)国際交流会館3階でアップルユーザーグループミーティングin熊本を開催した。参加者は80人。

 同イベントは、日本各地のアップル社製品愛好ユーザによるもので、 協賛するメーカー各社が公開・非公開の製品に関するプレゼンテーションを行い、 それをきっかけとして集まるユーザ間での情報交換や相互交流を目的としたもの。
全国各地、九州でも鹿児島、大分、宮崎、福岡の各県で開催されていて、熊本では今回が初めてとなる。
今回の参加企業はアメリカに本社を置くアップル社、アドビ社、マイクロソフト社の3社とアップル社製音楽プレイヤーipodの周辺機器を製造販売、輸入する埼玉県のトリニティ社。

 当日は12時に開会し、熊本MacCafeの上野代表の挨拶に続いてシンセサイザーと三味線のユニット「出」(いずる)が演奏をした。
続いてプレゼンテーションをしたアップルジャパン株式会社九州担当の一瀬裕子氏は
「先日、福岡に九州チームができたので、東京とは違った目線で地場密着の展開をしていきたい。
Macが初めての方に実機を触ってもらうイベントを九州の大学や企業に対し出前で開催したり、地元のメディアと連携したりしたい」
と今後の展開を説明し、「九州をマックユーザーであふれさせたい」と抱負を語った。

 トリニティの星川哲視社長が
「(9月9日に新製品発表の噂があり)微妙な時期なのでipod用の製品は持ってこなかった」と話すと会場は笑いに包まれた。
アップル社の携帯電話iphone発売時には本体よりもトリニティ製のケースの販売数が多かったエピソードを語った。

 休憩を挟んでマイクロソフト株式会社リテールビジネス事業部コンシューマ製品部エグゼクティブ プロダクト マネージャー仲尾毅氏がプレゼンテーションを行った。
中尾氏は、同社の表計算ソフト、Excel がアップル社のコンピューター用に開発された経緯から、現在でもマイクロソフト社製のオフィスソフトはMacへの対応を積極的に行っていると説明した。
さらにその後、マイクロソフト社から今秋発売されるパソコン周辺機器を全国での公開に先駆けて披露し、
参加者が自由に触れるイベントも行われた。

 特別ゲストのITジャーナリスト、林信行氏は講演でアップル社の歴史を説明し、
同社製携帯電話のiphoneはネットの新しい利用法、Web2.0をポケットに入れることを可能にし、情報収集から行動までにかかる時間を短縮したと語った。
その他、iphoneによるローカル販売促進サービスの例として米スターバックスの音楽販売を説明、
本体搭載のカメラとインターネット接続機能、クレジットカードを組み合わせることでiphoneが財布のように使えるとの予測を披露した。(佐竹)

会場の国際交流会館に集まった80人の参加者たち
アップル社製最新OSに対応した複写式伝票を印刷できるOKI製ドットインパクトプリンタの展示
地元との連携を強化すると説明するアップルジャパン一瀬裕子氏
アップル社の歴史とこれからの展開を説明する林信行氏