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現職と新人の一騎打ちか…阿蘇市長選

2009年1月31日(土)

 2月22日に投開票される阿蘇市長選にはこれまでのところ、現職で2期目を目指す佐藤義興氏(59)と阿蘇市議の井芹正吾氏(34)が立候補を表明している。ほかに立候補の動きはなく、一騎打ちが濃厚となっている。
 佐藤氏は昭和24年8月6日生まれ。旧阿蘇町出身。阿蘇高校―近畿大学卒。大学卒業後、野田毅衆院議員の秘書になり、平成元年建設大臣秘書官、3年国務大臣経済企画庁長官秘書官、6年政策担当秘書などを務めた。秘書歴は約32年。平成17年に市町村合併に伴う阿蘇市長選に出馬し、河崎敦夫旧阿蘇町長を破り、初当選を果たした。当選後から組織強化を図ってきた後援会を主体に活動を展開するとともに、坂本哲志衆院議員、佐藤雅司県議、市議13人の支援を受けている。
 井芹氏は昭和49年12月23日生まれ。旧阿蘇町出身。熊本マリスト学園高校―上智大学法学部卒。平成14年4月の阿蘇町長選で現職だった河崎氏に挑み、9票差で惜敗。同年11月の町議選で初当選。17年合併に伴い市議会議員になり、19年の市議会議員選挙で再選を果たした。井芹は昨年6月の出馬表明後から挨拶回りをはじめ、全戸を一巡。野党市議11人が支援している。後援会は、市内10の地域ごとに地区後援会長を置いて組織。ミニ集会をこなすとともに、昨年末からは辻立ちを開始し、知名度アップを図っている。(詳細は政治レポートに掲載、政治経済部・Mア)

阿蘇山頂付近の観光振興は大きな課題となている
佐藤義興市長
井芹正吾市議