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新副知事に38歳小野氏…熊本県

2012年6月25日(月)

 総務省に復帰した兵谷芳康氏の後任として、県政史上最年少で副知事に就任した小野泰輔氏(38)は6月21日、県庁内で就任会見を開き、「向上心を持って困難に立ち向かうのが私の姿勢。若輩者の私に副知事の重責を担わせるのかと多くの県民が心配されていると思うが、任せてもらった以上は必ず期待に応え、結果を出していきたい」と抱負を語った。
 小野副知事は東京大学法学部卒。蒲島郁夫知事の東大教授時代の教え子で、衆院議員秘書などを経て、蒲島知事初当選後の2008年に県政策調整参与に就任。川辺川ダム計画の白紙撤回など重要政策について知事に提言してきた。
 副知事の任期は4年。小野副知事はエネルギー政策や五木村振興、州都構想などを担当する予定。(城島)

県政史上最年少で副知事に就任した小野氏。全国の現職副知事の中でも最年少
就任会見で抱負と意気込みを語る小野副知事
臨時庁議に臨む小野副知事。蒲島知事(左)は辞令交付後、「冷静な頭脳と温かい心を持って県政発展のために最善の能力を注いでほしい」と訓示した
子ども家庭福祉課の職員と打ち合わせをする小野副知事(左)。就任会見後は足早に副知事室へと向かい公務を開始した