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11年度全国新酒鑑評会で金賞・・・千代の園酒造

2012年6月30日(土)

 千代の園酒造梶i山鹿市山鹿、本田雅晴社長)は、独立行政法人酒類総合研究所(東広島市)と日本酒造中央会が主催する2011酒造年度全国新酒鑑評会製造技術研究会で、県産酒では唯一の金賞を受賞した。同社の受賞は09年以来、3年ぶり。
 今年で100回目となる2011酒造年度全国新酒鑑評会製造技術研究会には、2011年7月から2012年6月までに造られた全国の新酒876点(県内から6点)が出品され、この内247点が金賞に選ばれた。県産酒では同酒造が出品した精米度35%の大吟醸酒が唯一選ばれた。
 本田社長は、「今年の冬は寒さが厳しかったので、もろみの管理などが順調にでき、フルーティーな香りと味のバランスがとれた、切れのいい新酒ができた」と話している。
 金賞受賞酒は「大吟醸 千代の園」の商品名で、7月初旬から県内の酒店、同社売店などで販売する。価格は720ミリリットル入り、5250円。(甲木)

金賞のタグをつけた同酒造の大吟醸酒
「香りと味のバランスがとれた新酒ができた」と話す本田雅晴社長
会場となった東広島市のアクアパーク体育館
一般を含め多くの酒造関係者が詰め掛けた