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福島復興への願い込めたヒマワリが満開…テンガイ

2012年8月18日(土)

 東日本大震災で大きな被害を受けた福島県の復興支援の一環「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加している潟eンガイ(福岡市中央区、小中冨均社長)が植栽したヒマワリが8月以降、宇土市新松原の「フェスタ宇土店」など同社の店舗周辺で満開を迎え、周辺住民や利用客の目を楽しませている。
 福島ひまわり里親プロジェクトとは、地震、津波、原発事故、二重、三重の問題を背負った福島県を復興させようと取り組みが始まったもので、福島のシンボルとして「ひまわり」を植えていこうという活動。テンガイ・フェスタグループは4月に福島ひまわり里親プロジェクト事務局から、ひまわりの種を購入し、九州・関東の各店舗、及び店舗周辺の住民の方々や子供会へ配布。県内では宇城市の小学校や美里町の介護施設、宇土店周辺の子ども会などが参加した。同社は6月初旬から各店舗周辺や地元の休耕田を借りて種まきを行ったほか、テンガイ三鷹店(東京都武蔵野市)では屋上緑化のスペースを利用して、ひまわりを育てている。
 この活動に同社社員や地域住民、小学校や介護施設から796人がテンガイの「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加、約4000株のひまわりが花を咲かせているという。里親として育てられたひまわりから取れた種を各店舗で回収し、プロジェクト事務局を通して、福島県の各団体に配布することにしている。

満開を迎えている宇土市新松原町のフェスタ宇土店
種を植え付ける美里町のお年寄りたち
宇土店周辺の子ども会も種まきに参加した
種を植える同社社員(山口県の岩国店)
三鷹店では屋上に植栽している
苗の手入れをする宇城市の小学生
水やりに精を出す同社社員(長崎県の島原店)