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熊本駅前に8階建て福祉介護ビル・・・青照会

2012年12月22日(土)

熊本駅前看護リハビリテーション学院などを運営する(学)青照学舎グループの社会福祉法人青照会(熊本市西区春日2丁目、竹村照章理事長)は、JR熊本駅前の同学院隣接地に8階建て福祉介護ビルを建設している。12月13日に現地で起工式を実施した。来年9月末に完成する予定。総事業費は約10億円。
特別養護老人ホームとグループホーム、ショートステイ、デイサービスなどの複合施設で、クリニックや薬局といった医療テナントも誘致する。ビルの名称は「グッドライフ熊本駅前」。敷地面積は1898u、建物は8階建て、延べ床面積は6032u。フロア構成は1階が多目的交流スペース、2階がテナントのクリニックと歯科、薬局、3階は事務室とデイサービス(定員30人)、厨房(ちゅうぼう)、4階が地域交流センターとショートステイ(10床)、5〜7階が特別養護老人ホーム(60床)、8階がグループホーム(2ユニット18人)。スタッフは開業までに80人程度を確保する。
青照学舎理事長も兼務する竹村照章・青照会理事長は「自らの介護経験を通して介護施設や在宅支援事業所を充実させる必要性を感じ、九州新幹線全線開通に伴い交通の要衝としてますます重要度を増している熊本駅前に介護福祉の複合施設を建設することを決めた。隣接する熊本駅前看護リハビリテーション学院の学生ボランティアによる異世代交流と介護予防や、クリニックなど医療と介護の連携を目指したい」と話している。
社会福祉法人青照会は、この「グッドライフ熊本駅前」建設に先立ち、2012年6月に設立した。青照会の母体の(学)青照学舎は2000年4月設立。熊本駅前看護リハビリテーション学院のほか、宇城市三角町のメディカル・カレッジ青照館を運営している。(佐藤奈)

熊本駅前看護リハビリテーション学院に隣接する「グッドライフ熊本駅前」建設地
起工式で挨拶する竹村照章理事長
グッドライフ熊本駅前」の完成予想図(模型)