トップ フォトニュース 塾生作品の「ドラフト会議」開催〜熊本こうし響創塾
フォトニュースPhoto News

塾生作品の「ドラフト会議」開催〜熊本こうし響創塾

2013年4月30日(火)

  合志市は、NPO法人グランド12、熊本高等専門学校と連携して昨秋スターとさせたマンガ・アニメクリエーターの育成プロジェクト「熊本こうし響創塾」の作品発表会「キャラクタードラフト会議」を3月30日、同市の熊本高専熊本キャンパスで開いた。
  塾生の作品を地元商工会や企業に見てもらい、企業キャラクターや商品のブランドマークに使いたい作品に投票してもらうという内容で「ドラフト会議」と銘打ち、塾生20人が26作品を発表、企業関係者など約40人が参加した。
  初めに同プロジェクトをまとめる「こうしバーチャル市役所アニメ・マンガコンテンツ課」会長の松江慎太郎グランド12代表が、「響創塾から第2のくまモンが生まれるのを期待しています」と。荒木義行合志市長は、「バーチャル市役所の成果を、市役所の仕事にして行きたい」と挨拶した。
  続いて高校生から社会人まで20人の塾生が、合志市が市のイメージとする「太陽」をテーマにしたキャラクターを発表した。同市では「響創塾のスタート以降、東京のプロ作家からも問い合わせが増えている。アニメ・マンガを制作できる環境づくりを進めたい」と話している。(編集部・香月)

合志市の都市イメージ「太陽」をテーマに制作したキャラクターを説明する響創塾の塾生(3月30日、同市の熊本高専熊本キャンパスICT活用学習センターで)
松江慎太郎・NPO法人グランド12代表
荒木義行・合志市長
「ドラフト会議」での投票総数25票中、最多の8票を獲得した下条直美さんの作品「たいようさん」
投票終了後、張り出された作品を撮影する企業関係者