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城南工業団地に自動車部品工場・・・愛知県のヒサダ

2013年5月24日(金)

愛知県安城市の自動車部品製造・潟qサダ(久田庸平社長)は、熊本市南区城南町の城南工業団地に工場を建設する。投資額は5億円。10月に着工し、来年4月に稼働を始める。
取引先であるアイシン九州鰍フ近くに生産拠点を設け、愛知からの輸送コストを削減する。併せて、年間150万台を生産する九州に進出することで、ダイハツや日産などとの取り引きも視野に拡販を図るという。工場の敷地面積は2万6860u、建物は平屋建て、床面積は5400u。稼働当初は自動車のシート周り部品のリンクバーチカルの生産からスタートし、夏をめどにドアフレームなどのラインも設ける。従業員は当初十数人、来年末に40人体制にする。売上高は初年度3億円、2020年度には工場の増設を経て20億円に伸ばしたい考え。
同社は1960(昭和35)年設立、資本金は1千万円、従業員数は435人。グループで国内外に10法人10工場を持ち、熊本は11カ所目の工場になる。2012年12月期の売上高は185億4500万円。(佐藤奈)

5月15日に県および熊本市と立地協定に調印した
左から久田社長、蒲島郁夫知事、幸山政史熊本市長
「生産拠点開設で愛知からの輸送コストを減らし、九州での新規開拓にもつなげたい」と話す久田社長