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 暫定2車線で部分供用開始・・子飼橋架け替え

2013年9月30日(月)

  05年に事業着手した子飼橋の架け替え工事で、暫定2車線となる橋りょうの部分供用が9月24日から始まった。東側に隣接して架かるもう一つの新橋は15年度末に完成、完全供用を見込んでいる。アーチ型の旧橋は今年10月から取り壊しを始め、来年6月頃までに撤去を終える予定で、その後、新橋の工事に入る見通し。
 同橋の架け替えは、都市計画道路・子飼新大江線の整備の一環で、事業区間は中央区東子飼町−同区大江1丁目間の490m。橋りょう区間の4車線化で交通渋滞解消を図るとともに、歩道を拡幅し自転車専用レーンの新設で、歩行者と自転車の安全確保を図る。
 今回供用を始めた橋りょうは、延長134m。幅員は約13mで、自転車道2車線(3・25m×2)と自転車道、歩道。4車線化後の幅員は28mとなる。同路線は熊本都市圏の骨格となる「2環状11放射」道路の内環状道路の一部。総事業費は約68億円。(川野)

部分供用を始めた延長134mの新橋。旧橋との間にもう1本の橋が架かる
安全確保のために分離、新設された自転車専用レーン(幅3m)と歩道(左側、2m)
57(昭和32)年に架けられたアーチ型の旧橋は今年10月から撤去を開始。橋台の上に架かるもう1本の橋は15年度末の完成を見込む
子飼橋交差点から新橋を見る。同橋の自動車の通行量は1日当たり約2万台(03年調査)。架け替えで混雑緩和が期待されている