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「花園インター」など工事着々・・熊本環状道路「北バイパス」「西環状」

2013年12月26日(木)

  熊本市中心部の渋滞緩和や、阿蘇・天草に向かう観光ルートとしての機能を担う熊本環状道路。整備の遅れを指摘する声が多いのも事実だが、その一部が供用に向け工事のピッチを上げている。
  国道3号熊本北バイパス(総延長7・6q)は、14(平成26)年度供用へ合志市須屋の国道387号須屋交差点から熊本市北区四方寄町の国道3号との結節点まで残る1・8qの整備が進行中だ。現在、同バイパス工事のヤマ場でもある「石田橋(仮称)」が、上部工工事のピークを迎えている。13年度末にも橋の形を見せる予定。   
 熊本環状道路のおよそ“西半分”を担う「熊本西環状道路」。熊本市が12年4月に県から事業を引き継いでいる。延長約12qのうち下硯川〜池上間の約9qが整備区間で、当面、整備区間の半分に当たる下硯川〜花園間4q区間の15(平成27)年度先行供用に向け工事を急いでいる。
 12年度に着工した「花園インター線」の工事は、13年度から花園インターチェンジ(IC)の下部工工事が本格化。現在、西区花園7丁目の現場ではICの基礎工事が進むほか、本線につながるインター線の橋脚が姿を現し始めている。(川野)

花園7丁目、柿原地区で進む花園インターチェンジの下部工工事。柿原養鱒場近く
池亀町では盛土工事が進む。後方に九州新幹線高架、崇城大学
熊本北バイパスの石田橋(延長383m)。現在、橋けたの工事がピークに
熊本北バイパスと国道3号が結節する北区四方寄町付近。土工工事が進む