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宇土市役所に「馬上提灯」など11基を納入・・・輪島漆器仏壇店

2014年11月15日(土)

 距ヨ島漆器仏壇店(熊本市西区上高橋1丁目、永田幸喜社長)はこのほど、宇土市役所にちょうちん11基を納入した。
 同社は仏壇の販売のほか、ちょうちんの修理や受注も行っている。宇土市で毎年10月19日に開催する西岡神社例大祭で使用するちょうちんが老朽化したため、同市が同社に制作を依頼したもの。熊本県の重要無形文化財に指定されている「宇土御獅子舞」が山車とともに市内を練り歩く際に使用。一般的に現在製造されているちょうちんはプラスチック素材や防水処理加工の紙が使われているが、今回制作したのは和紙や木で本体を、取っ手は金属製で職人が手作りしている。乗馬しながら用い、腰に差す長い柄が付いた丸形の「馬上提灯」3基と、竹を弓のように曲げ、その上下に提灯をかけて張り開く「かご弓張り提灯」8基の計11基を、岐阜県にあるちょうちん工房の滑阜県光彩が制作した。
 永田社長は「100年前に制作されたちょうちんを基に、昔の製法を忠実に再現している。270年続く伝統的な郷土芸能のお手伝いができて光栄」と話している。(宮田)

100年前の製法を再現して制作した「かご弓張り提灯」(左)と「馬上提灯」
県の重要無形文化財に指定されている「宇土御獅子舞」
馬に乗る元松茂樹宇土市長
「伝統のある郷土芸能のお手伝いができて光栄」と話す永田幸喜社長
雌雄二頭の獅子
国家安泰,五穀豊穣を祈願し、毎年10月19日に神宮へ御神事舞方が奉納されている
絢爛豪華な牡丹山車とともに獅子が市内を練り歩いた