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大型商業施設、“郊外戦”激化の兆し

2017年7月28日(金)

  熊本都市圏の外側で大型商業施設が相次いでオープンする。県内初出店の施設もあり、既存商業施設との競争が激化しそうだ。合志市竹迫地区では同市竹迫土地区画整理組合が日本たばこ産業叶シ日本原料本部の東側約12・5haを開発、スーパーやホームセンターなど約30店が集積する商業ゾーンとする予定だ。昨年11月に着工、現在造成工事が進んでおり、ことし11月の開業を目指している。
  同地区の北側を走る県道大津西合志線を東に向かうと、潟gライアルカンパニー(福岡市)の「メガセンタートライアル大津店」(大津町室、店舗面積5800u)がある。8月2日にオープン予定。同社が店舗面積1500坪以上と位置付ける「メガセンター」は県内初、年商目標は約28億円だ。
  宇土市三拾町、JR宇土駅北側の隣接地には埼玉県本庄市の大手ホームセンター、潟Jインズが「カインズ宇土店(仮称)」(店舗面積約8千u)を今秋オープンする。県内初出店で、九州では「福岡新宮店」に次ぐ2店目。(川野)


造成工事が進む合志市竹迫の商業施設開発地。東京都の商業コンサル、鞄本エスシーマネジメントを中心に6事業者が20前後の建物を建設、商業施設が入居する。施設名は「アンビー熊本(仮称)」。駐車場は1600台収容、総事業費は約85億円。
大津町室、国道325号と県道大津植木線の交差付近に開業する「メガセンタートライアル大津店」。駐車場は329台収容。大津町や阿蘇、菊池、西原などからの集客を見込む
鉄骨が組み上がった宇土市三拾町の「カインズ宇土店(仮称)」。敷地面積は約3万u、駐車場は約300台。カインズは北関東を中心に200店を展開、売上高は3871億円(15年2月期)
宇土市の国道3号沿いにオープンするカインズ。約2q南にコメリパワー宇土店、約3q北にはホームプラザナフコ富合店がある