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清涼飲料水などの出荷を再開し完全復旧…サントリー九州熊本工場

2017年9月29日(金)

9月11日、サントリー九州熊本工場(嘉島町、橋本猛工場長)は、熊本地震の影響で出荷を休止していたミネラルウォーター「阿蘇の天然水」や清涼飲料水などペットボトル飲料の出荷を再開し、それに伴い初出荷セレモニーと出荷式を開催した。これにより、同工場は約1年5カ月ぶりに完全復旧したことになる。
出荷式には小郷三朗サントリー食品インターナショナル社長や、蒲島郁夫熊本県知事らが出席した。
小郷社長は「熊本の地元企業として、これからも熊本の皆さまと一緒に復興支援活動にも取り組んでいきたい」とあいさつ。
同工場は熊本地震で被災したことで地盤沈下や、設備が被害を受け、操業を停止していたが、昨年11月からビールの生産を、今年4月からは缶入り飲料の生産を段階的に再開してきた。
復旧に合わせペットボトル飲料の製造ラインの製造能力を拡張し、震災前の600万ケースから1千万ケースの製造が可能となった。年内のフル生産を目指しているという。(山田)