トップ フォトニュース 学生がオリジナルカレーを商品化・・・・うまかもん開発プロジェクト
フォトニュースPhoto News

学生がオリジナルカレーを商品化・・・・うまかもん開発プロジェクト

2017年11月30日(木)

 尚絅大学・熊本県立大学・崇城大学ほか地元大学高専生らによるオリジナル商品企画開発プロジェクト・うまかもん開発プロジェクトは9月30日から、5種類の味が楽しめるオリジナルカレーの販売を始めた。
文科省が全国の大学・高専に呼びかけ取り組んでいる地(知)の拠点大学の取り組みのとして採択された教育プログラムの一環としてスタートしたプロジェクトで、学生自身がものづくりの企画・開発から生産、商品化、販売までの流れを経験することで、働くことへの興味と、地元企業への魅力を発見してもらうことが目的。今回は地元の食品メーカー滑屋の協力により6月から9月まで、熊本県立大学、熊本高等専門学校、尚絅大学、尚絅大学短期大学部、崇城大学、東海大学から29人の学生が参加し、全6回の実習を通して商品企画から生産までの実際を経験。9月30日の同プロジェクトのお披露目会で発表したパキスタン、ミャンマー、熊本、インド、イギリスなどの各地の特長的な調味料や具材を使い商品開発した5種類のオリジナルカレー「世界のカレー」の販売を開始したもの。限定100セットでの販売で、30万円の売上げを目標としている。協力会社である滑屋では、限定数量販売後も、引き続き同社通販商品として販売していくとしている。同プロジェクトを主催したCOC+事業六次産業化育成連絡会(事務局・熊本県立大学地域活力創生センター)では「カレー粉は一切使用せず、12種類のスパイスをバランスよく配合し、具材を大きくカットしているため、食べ応えがあり、ご飯によく合うカレーに仕上がった」と話している。(徳山)

世界各地の特長的な味覚や具材が楽しめる「世界のカレー」
開発中のカレーを試食する学生ら