トップ フォトニュース ザ世界ランクで国内私大で第5位・・出口立命館APU学長
フォトニュースPhoto News

ザ世界ランクで国内私大で第5位・・出口立命館APU学長

2018年4月26日(木)

 立命館アジア太平洋大学の出口治明学長が学長就任の挨拶で4月26日ふくおか経済本社を訪れた。同大卒業生の社員・一安善徳課長補佐と懇談した。出口学長はインターネットで保険を販売するライフネット生命を共同創業し、社長、会長CEOを歴任した人で、また、30冊以上の著作がある著名人だ。
 出口学長は「THE世界大学ランキングでは国内私立大学でAPUは全国5位です。因みに国立大では九大が同様の5位」と説明する。これは国際認証AACSBの取得と同TedQualをダブル取得していることもあるという。2014年には文科省の「スーパーグローバル大学」にも選出された。
 このような評価は学生6000人のうち留学生が3000人(50%)を占め、更に教員も50%が外国人という国際色豊かな大学だ。2000年の開学当初から「3つの50」を掲げていた。もう1つの50は世界50カ国地域だが、今や90カ国近くから入学している。授業は日本語と英語の両方で行っており、日本語ができなくても英語で受講できるので、留学先に選ばれやすい環境を整えているといえよう。
 挨拶回りでは企業連携プログラムのGCEPを進めています。2カ月の研修期間ですが、国際寮に住まい24時間多文化環境に身を置くことで、異文化対応力と言語運用能力を高めますと推奨する。伊予銀行や東京メトロ、富士通九州システムズなどから12人受講いただいていると語る。
 一方、大学のある大分・別府に「九州出身者は日本人の4割です。3割の首都圏、2割の近畿圏など全国から入学してきます」と教育・研究だけでなく経済的にも地域活性化でも大きな貢献だ。県の調べでは経済の波及効果は200億円になるという。尚、福岡オフィスの松田香里さん含め3人が来社。GCEPはGlobal Competency Enhancement Program(中嶋)

発信力の高い第4代学長に就任した出口治明氏
左は学長室広報のジェーンズ佳世子さん
APUの魅力を著した「混ぜる教育」