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体圧分散が特徴の次世代型マットレスを発売・・・ムーンムーン

2018年9月4日(火)

 快眠グッズ製造販売のムーンムーン梶i熊本市中央区神水1丁目、竹田浩一社長)は8月30日、体圧を分散させるなどの特徴を持つ次世代型マットレスを発売した。
 名称は「ビブラート1」で、サイズはシングル(縦195p、横97p、高さ25p)、セミダブル、ダブル、クイーン、キングの5種がある。同商品は3層からなる体圧分散と反発力を両立させる構造を採用。それぞれの層の硬さは150ニュートンから200ニュートンと、標準的なマットレスと比べ硬めではあるが、1層目に施した波状の構造により柔らかく感じ、どのような寝姿でも質の高い睡眠を得られ、反発力で寝返りも打ちやすい点が特徴という。価格は8万6400円から。同社ホームページおよび大手通販サイトで販売しており、初年度売り上げ目標は6億円。

 今秋、アメリカでの販売も計画

 また新商品について竹田社長は「構想8年を経ての発売で、快適な睡眠環境を重視し、試作を重ね、日本人の好みや体型に合ったやや硬めの高反発マットレスに仕上げた」と説明し、「また今秋にはアメリカ人向けにカスタマイズした当製品を開発し、アメリカでの販売を予定している。世界で263億ドル(約2兆8千億円)、日本でも約7千億円といわれるマットレス市場規模に対して積極的に挑戦したい」と抱負を話している。
 同社は2011年7月設立。資本金は3千万円。東京、ニューヨークに支店を構え、睡眠障害の経験を持つ竹田社長が研究・開発した快眠グッズを販売している。商品は光で起きる目覚まし時計「inti4」や、横向き専用枕「YOKONE2」などがある。(米村)

▲新商品を紹介する竹田浩一社長
▲3層構造を採用したマットレス「ビブラート1」