トップ フォトニュース 売上高37%増の3億402万円で2期連続黒字・・・熊本バスケットボール
フォトニュースPhoto News

売上高37%増の3億402万円で2期連続黒字・・・熊本バスケットボール

2018年9月22日(土)

 バスケットボールBリーグ2部(B2)の熊本ヴォルターズを運営する熊本バスケットボール梶i湯之上聡社長)は9月12日、エルセルモ熊本(熊本市中央区世安町)で株主総会を開き、2018年6月期決算および19年度の目標を発表した。
 売上高が前年同期比37%増の3億402万円で2期連続の黒字化を達成した。当期純損益は同95%減の51万円。熊本地震に伴う支援金などがあったため前年度に比べて減益となった。増収の要因となる主要収入を分類別にみると、スポンサー広告などの事業収入が前年同期比49.7%増の1億4824万円、入場料収入が同19.6%増の8623万円、グッズなどの物販収入が21.7%増の1931万円だった。
 湯之上社長は「2期連続の黒字化を達成することができてうれしい。これもスポンサーはじめ来場いただくファンの皆さまのお陰、感謝したい」と話し、今期の目標について「チームのB1昇格、売上高3億6782万円で3期連続の黒字化、そしてホームゲームでの来場者数7万3500人を目指し、チーム一丸となりがんばりたい」と抱負を述べた。記者会見の後に開かれた壮行会ではスポンサーや関係者など約230人が出席し、熊本ヴォルターズの今期の活躍を激励した。(宇治野)

「熊本ヴォルターズは、皆様と共に創り出すエネルギーを波及させ、熊本そして九州全域を元気にします」と語る湯之上社長
エルセルモ熊本で開かれた株主総会後の記者会見(左から内村安里共同代表、湯之上聡社長、西井辰朗GM)
壮行会で今期の抱負を述べる古野拓巳主将(中央)と熊本ヴォルターズのメンバー
蒲島郁夫県知事に代わりあいさつを述べる山川清徳熊本県企画振興部長
「超党派で応援しています」とあいさつする小杉直熊本県武道・スポーツ振興議員連盟顧問
チームを激励し、乾杯の音頭をとる安田幸史潟Tンセルモ代表取締役社長
スポンサーや関係者など約230人が参加した壮行会。開幕戦は9月29日、30日に熊本県立総合体育館(熊本市西区上熊本1丁目)で開かれる。