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金栗特需、取り込み目指し地元ラン!・・・玉名市の「いだてん」バス

2018年12月26日(水)

 2019年のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の主人公の一人・金栗四三にゆかりのある玉名地域では集客効果を見据え、観光客の受け皿整備を進めている。
 玉名市は19年1月12日の「いだてん大河ドラマ館」開業に合わせ、金栗四三の肖像やくまモン、玉名市のマスコット「タマにゃん」などをラッピングした無料の観光バスを導入。ドラマ館と玉名市内の駅や温泉などを周遊する。菊池市七城町の(有)七城観光バスが市から委託を受け、運行する。同市の藏原隆浩市長は「いだてん放映を機に全国から多くの観光客が訪れる。地域の活性化につなげていきたい」と力を込める。また、金栗四三生誕の地である和水町では、1月11日に「金栗四三ミュージアム」、「金栗四三生家記念館」がオープンする。(松本)

玉名市役所で開かれた金栗四三ラッピングバス
バスは55人乗りの大型バスと28人乗りの小型バスの2台で、車体には金栗四三の肖像やくまモン、玉名市のマスコット「タマにゃん」などが描かれている
金栗特需を「地域の活性化につなげていきたい」と話す藏原隆浩玉名市長
12月21日、玉名市役所で開かれた「いだてん」バスの出発式典。バスを所有・運行する(有)七城観光バスの荒木会長夫妻も出席した
市職員らに見送られ、出発する「いだてん」バス。「大河ドラマ館」がオープンする1月12日に正式な運行を開始する
準備万端?の玉名市役所庁舎内
1月12日にオープンする玉名市の「いだてん大河ドラマ館」」
1月11日に和水町の三加和温泉向かいにオープンする「金栗四三ミュージアム」
「金栗四三生家」では1月11日に記念館を開業する