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「私のつれづれ日記」事業開始…熊本ネット

2019年2月5日(火)

 熊本ネットの廣田郁子編集長ら3人が2月5日くまもと経済本社を訪れ、「私のつれづれ日記の事業を2月から開始しました」と語った。
 和田要元熊本学園大学福祉学部長の協力を得て開発したもので、生い立ちから現在、希望・願いまでを引き出す手助けができる仕組みになっている。介護施設などでレクリェーション時に利用すれば、本人や家族の状況、歴史、好きなものなどが分かり、1年たてば自分史になる―福祉施設職員の会話の質の向上にも役立つと説明する。まず、熊本モデルになるよう県内から販売を進める方針。月額800円で年間契約で8000円(税別)5枚で1サイクル、1カ月4セットで構成されている。
 出版部は2年前に設け、これまで高校入試用の「合格できる問題集」などを発行、全国に販売してきた。熊本ネット(小椋美智男会長、柴田 剛社長)は出版物の卸販売を九州で展開している。 (中嶋)

出版部の廣田編集長、茂元担当と新人の中村さん
最終的にはブック形式にし、自分史が出来上がる
生い立ちから現在、思いや願いなどが引き出す仕組みと説明する
1日に1問(左上)レクレーションの時間にやる。効果の説明イラスト