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崇城大学P&Aが最優秀賞獲得・・・2019年度熊本テックプラングランプ

2019年7月31日(水)

 県、肥後銀行、熊本大学、県工業連合会、潟潟oネスで構成する熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム(会長・荒川浩二肥後銀行上席執行役員地域振興部長)は7月20日、肥後銀行本店2階大会議で第4回次世代ベンチャーコンテスト「熊本テックプラングランプリ」を開催した。
 同コンソーシアムは2016年4月から県内の次世代ベンチャーの創出を目指し、研究者や起業家を支援する創業支援プログラム「熊本テックプランター」を展開。その一環としてコンテストを開催しているもので、今年は生活習慣病につながる代謝異常の簡易測定器、コールセンターで開発された音声から感情を解析する技術、雑草除草ロボットなど、ものづくり、バイオテクノロジー、アグリなどの分野から32 チームがエントリー。書類選考で選抜された12 チームによる口頭発表を行った結果、「光合成細菌由来の藻類活力剤」をテーマに発表したP&A(Photosynthetic Bacteria & Alga/代表・宮坂均崇城大学生物生命学部応用生命科学科教授)が最優秀賞を獲得した。
 同チームは光合成細菌と藻類の関係の解析により、農業・養殖という幅広い分野の発展に大きく貢献する可能性を実現しうることが、同コンテストのテーマである「熊本から世界へ羽ばたくベンチャーの発掘・育成」という点でも期待できると評価され、賞金30万円とTECH PLAN DEMO DAYへの旅費が贈られた。(甲木)


▲最優秀賞を獲得した崇城大学チームP&Aの代表(写真中央)やパートナー企業賞、特別賞を受賞したチーム代表ら(写真前列)
▲次世代ベンチャーの創出を目指し開催された「熊本テックプラングランプリ」
▲12 チームのプレゼンを聞く審査委員。新規性、実現可能性、世の中を変える可能性、事業化に対するパッションを総合的に審査した