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“ペップトーク”の第一人者講師に創業55周年記念講演会〜新産グループ

2019年11月8日(金)

 新産住拓梶i熊本市南区近見8丁目、小山英文社長)、エコワークス梶i福岡市博多区竹丘町1丁目、小山貴史社長)、鰍キまい工房(熊本市中央区水前寺1丁目、小山憲治社長)の新産グループ3社は11月7日、“ペップトーク”の第一人者・岩ア由純氏を講師に迎え共催で「創業55周年記念講演会」を熊本県立劇場で開いた。
 ペップトーク(Pep Talk)は、もともと米国でスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチ。「Pep」は英語で、元気・活気・活力の意。米国では語学、心理学分野の研究を基礎に、「相手のやる気を引き出すコミュニケーション法」として、スポーツ分野に止まらずセールスマンの営業研修などビジネスや教育分野にも取り入れられている。
 岩ア氏は「やる気を最大限に出す伝え方〜スポーツの現場に学ぶペップトークとは」と題して、「短い」「分かりやすい」「肯定的な言葉」が人をその気にさせるには不可欠で、相手とイメージを共有する言葉を選び、肯定的な表現が大切と講演をスタート。やる気を出させるには「ポジティブな言葉がけ」=「ポジティ語」(造語)が必要で、そのためには、@現状や個性の「捉え方変換」(問題が起きた→改善のチャンスだ、苦手だ→できたら凄い、無理だ→挑戦しよう/理屈っぽい→論理的思考ができる、口うるさい→高い発信力がある、がんごだ→強い信念がある―等)、Aしてはいけない、ではなく「して欲しい変換」(言い訳をするな→本当のことを言おう、あきらめるな→信じ続けよう、遅刻するな→時間を守ろう、もたもたするな→自分のペースでしっかり―等)がやる気を引き出すなどと話した。
 講演会には約1800人が参加した。参加者は、主催3社の住宅オーナー、取引先の企業経営者や幹部社員、新産グループ社員やその家族など様々だったが、企業経営者はそれぞれの会社経営に、幹部社員は部下の育成に、子どもを持つ住宅オーナーや同グループ社員は子供の教育にと、参加者それぞれに学ぶところの多いペップトーク講演だった。
 岩ア氏は、Vリーグ1部の日本電気女子バレーボールチーム「NECレッドロケッツ」のコンディショニングアドバイザーを務める日本を代表するアスレチックトレーナー。アメリカのスポーツ現場で学んだ「勇気を与える感動のスピーチ」を、自分、家族、仲間に伝えるコミュニケーションスキルとして広げる活動を行っている。一般財団法人日本ペップトーク普及協会(川崎市)代表理事。(香月)

講演会には約1800人が参加した(熊本県立劇場コンサートホール)
講演する日本ペップトーク普及協会の岩ア由純代表理事
開会挨拶する新産住拓の小山英文社長
講演を聞きながらスマホで講演スライドを撮影する参加者が多かった
新産グループ社員に見送られ会場を後にする参加者
(左から)エコワークス鰍フ小山貴史社長、新産住拓鰍フ小山英文社長、鰍キまい工房の小山憲治社長