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宇土市城之浦町に4階建て新社屋・・・ナウス

2020年4月9日(木)

 外国人労働者紹介、あっせんのナウス梶i小嶋誠二社長)は、宇土市新松原町の本社事務所を同市城之浦町に新築移転し、5月から新社屋で本格的に業務を始める。総投資額は2億円。
 外国人労働者に対する教育のさらなる充実や多様化する受入企業のニーズに的確に対応する体制をつくるのが狙いで、旧本社の約5倍のフロア面積を確保した。場所は松原歩道橋の西側。561uの敷地に鉄骨4階建て、延べ床面積491uの新社屋を建設した。名称は「ナウスビル」。1階は受付で外国人実習生や留学生が勉強する場として2階に教室1部屋、3階に教室2部屋を設けた。4階は本社事務所、会議室、応接室。敷地内には10台の駐車スペースを確保した。また、同社を訪問し外国人に日本語を教え、会話したいといった近隣における中・高校生らの要望が近年増えていることを受け、日本人と外国人との交流を促進する拠点としても新社屋を活用していきたいという。
 小嶋社長は「労働力不足は昨今の深刻な社会問題になっており、技能実習生に加え、昨年4月には新たな在留資格である特定技能が創設され、今後は人材獲得競争がさらに激しくなると予想される。そんな業界環境の中、日本人と外国人が互いに夢を持って志を語り合う社会を作りながら会社をさらに成長させたいと考え、新社屋を立ち上げた。「世界をつなぐ」を企業テーマに地域のランドマークを目指していきたい」と話している。
 同社は2001(平成13)年に泣潤[クステーションとして設立し、10年現社名に変更。日本人や外国人材のアウトソーシング事業のほか、アジア各国から受け入れた外国人労働者の外国人在留に係る申請や在留外国人および受入企業に対する支援を手掛ける。2020年3月期の売上高は1億円の見込み。(大島)

今年1月に完成した4階建て新社屋
小嶋誠二社長(中央)と同社社員
4階にある本社事務所、会議室、応接室