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JR熊本駅ビル内部を公開・・・JR熊本シティ

2020年7月31日(金)

JR九州(青柳俊彦社長)が熊本駅周辺で進めている再開発プロジェクトがその輪郭を現わしてきた。その核となる熊本駅ビル(アミュプラザくまもと)の内部が7月28日、報道陣に公開された。
 敷地面積は約1万9千u、地上12階地下1階建ての延床面積は10万9千u。商業面積は3万9千u。1階〜7階が商業ゾーン、8階がウェディング、9〜12階にはホテルが入る。現在の工事の進捗状況は約50%で、開業は来春を見込んでいる。同社駅ビルとしてはJR博多シティに次ぐ規模になる。
 見学したのは、9階の結婚式場(チャペル)とレストラン「ザ・フォレストテラス熊本」、3階から見下ろす庭園。チャペルは「水に浮かぶチャペル」をイメージ、このフロアにはホテル「ザ ブロッサムクマモト」のロビーや展望テラスも造られる。3階の屋上庭園は、「ななつ星」などをデザインした工業デザイナー水戸岡鋭治さんのプロデュースで緑あふれる空間になるという。アミュプラザくまもとのコンセプトは「水と緑」、その中心となる立体庭園には落差10mの滝が出来るという。
 報道陣を案内したJR熊本シティの山下信二社長は「どの駅ビルにもない建物の中に滝と緑を配したのが特長。年齢を問わず多くのお客様に楽しんでもらいたい」と話している。
(安田)

報道陣に工事中の施設内を案内する山下社長
三角形の屋根が姿を現した「水に浮かぶチャペル」
奥はレストランのテラス席
3階から庭園部分を見下ろす、正面のガラス張りのビルが熊本駅北ビル、1階から3階にはビックカメラが入る
アミュプラザくまもと 断面図パース
チャペルイメージパース
大屋根イメージパース
立体庭園イメージパース