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熊本、玉名市で相次ぎ街頭演説・・・山本太郎れいわ新選組代表

2020年11月27日(金)

 れいわ新選組の山本太郎代表は11月23日、熊本市西区のJR熊本駅白川口前で街頭演説会を開いた。マイクを持った山本氏は反緊縮政策や消費減税を強く述べながら、いわゆる「MMT理論」を展開。さらなる生活者支援の必要性を訴えていき、通行人は足を止めながら聞いていた。次期衆院選福岡8区かられいわ公認で出馬を表明している、元民主党参院議員(比例)・大島九州男氏の姿もあった。

 26日には熊本市と玉名市で街頭演説会を実施。熊本市中央区のびぷれす広場前で行われた演説会では終了後、報道陣の囲み取材に応じた。山本氏との一問一答は次の通り。
 ―今日、街中に立って反応はどうだったか。
 山本 どうだろう、悪くないと思う。動員はせず、あくまでゲリラで。生活とつながった話をしてきたので、多くの人が不安を感じていると思う。
 ―23日にも熊本に来ていたが、何か狙いはあったのか。
 山本 九州は重点エリア。中でも熊本は重要な場所だと思っている。
 ―衆院選の候補者擁立は考えているのか。
 山本 もちろん立てる可能性はある。これは、野党共闘ができるかどうかで決まる。(野党共闘の)条件は「消費税減税」が共闘の旗として立つかどうか。もしそうなれば、九州において現時点以上に擁立することはない。もし、この旗が立たなければ(候補者を)立てていく。一番票を集められるだろうというところに立てていく。
 ―衆院熊本1区ではまだ自民党の現職以外に候補者はいない。具体的な動きはあるのか。
 山本 仕事でしか熊本に来たことはないが、とても好きな土地だ。できれば僕が立ちたいくらい。人もいいし、ご飯もおいしいし、街も自然もいい。しがらみを一切抜きにするなら、立てたい地域の一つ。もし立てるならいい人を立てないと申し訳ない。
 私自身は野党共闘を進めたいという思い。だが、共通の旗を立てないと一気に多数派をとるのは難しい。だからこそ、正面衝突覚悟で、譲らないつもりだ。
(松本)

26日、びぷれす広場前で演説する山本氏
26日には玉名駅前でも街頭演説会が開かれた