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ビール審査会で金賞などを受賞・・・ダイヤモンドブルーイング

2020年12月9日(水)

 クラフトビール製造販売とビアレストラン「カエン」経営の潟_イヤモンドブルーイング(熊本市東区長嶺3丁目、鍛島悠作社長)は10月、日本地ビール協会(兵庫県西宮市)主催の2つの審査会で同社製造のクラフトビールが金賞などを受賞した。
 受賞したのは、日本国内で醸造されたビールの審査会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2020」と国内外で醸造されたビールを審査する「インターナショナル・ビアカップ2020」。ジャパン・グレートビア・アワーズでは114社408銘柄が出品。長所、バランス、アフターテイスト、状態などを数値化して審査を行い、50点満点中45点以上が金賞、42点以上が銀賞、40点以上が銅賞受賞となる。同社は3銘柄が金・銀・銅を受賞。また、インターナショナル・ビアカップは、日本のほかオーストラリア、韓国、台湾から、152社602銘柄が出品。同社は2部門で2銘柄が銀賞を受賞した。
 鍛島社長は「自分たちの醸造スキルを評価していただき光栄。今後も技術を磨くために第三者による審査会を活用していきたい」と話している。
 同社は2012年創業、2016年9月設立。熊本市東区長嶺南でビアレストラン「ブルワリーカエン」を経営し、店舗併設の醸造所で熊本の特産品や農作物を使ったオリジナルクラフトビールを製造している。そのほか、同市中央区下通1丁目で「ワールドビアターミナル カエン」を経営し、来年4月にオープンする熊本駅ビル「アミュプラザくまもと」内に新業態のレストランを出店予定。(宮田)

鍛島悠作社長。貿易の仕事と旅を通して20代で30カ国以上を訪れ、クラフトビールに魅力を感じ、クラフトビール事業と飲食事業で起業した
「ジャパン・グレートビア・アワーズ2020」で金賞を受賞したマルベリー(桑の実)のクラフトビール。合志市産の桑の実を使用
同社が熊本市東区長嶺南で経営する「ブルワリー カエン」。中央に見える窓の奥には店舗に併設した醸造場のタンクが見える
県内外からクラフトビールがファンが訪れる同店
生産管理を統括する連川裕隆工場長が審査会の受賞に貢献
20uの醸造所にスロベニア製の最新鋭のタンク3基を設置し、小ロットでさまざまなオーダーに対応