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健軍商店街にシェアキッチンを計画・・・健軍リバイタライズプロジェクト

2021年1月23日(土)

 健軍商店街の活性化に取り組む若手有志でつくる健軍リバイタライズプロジェクト(山中惣一郎代表)は、商店街内の空き店舗(同市東区若葉1丁目)を活用したシェアキッチンの出店を計画している。今年4月にオープン予定。
 シェアキッチンは、健軍商店街の活性化を目的に、健軍の新名物作りやコミュニティ作りの場としてオープンするもの。場所は、同商店街内の南側にある空き店舗を活用。厨房機器などを複数の店舗や個人で共有できる店舗で、店名は「バラエティシェフ」。店舗面積は約66u。店内はカウンター席、テーブル席など約20席を設け、コロナ禍の中でテイクアウト販売にも対応できる店づくりを進める。利用料金はランチタイムの時間帯で2500円から。月間、年間契約による割引も設ける。
 運営は健軍商店街で体操教室を出店する鰍kogro(古庄健太社長)が行い、同社ではシェアキッチンの第1号店としてフライドポテト販売店を出店し、健軍商店街の新名物として「健軍ポテト」を販売する。

●1月19日からクラウドファンディングを開設
 また同プロジェクトでは1月19日から、多くの支援を募るためのクラウドファンディングを開設した。期間は3月1日まで。
名称は「健軍リバイタライズプロジェクト 次世代に向けて商店街を再び人が集まる場所へ〜新名物への挑戦〜」。目標金額を達成した場合のみ、実行者が集まった支援金を受け取ることができるオールオアナッシング方式で実施。目標金額は200万円。支援金は1千円〜16万円までのコースから選択でき、返礼品は体操教室のレッスンチケットや健軍ポテト無料券、シェアキッチンの出店権利などで、今後、商店街に出店する店舗の商品なども追加予定。支援金は、業務用の厨房機器の購入などに充てる。
 シェアキッチンを運営する古庄社長は「シェアキッチンをきっかけに健軍の新しい名物やみんなが集える場をつくることで、今まで商店街に来ることがなかった中高生などの若い層を呼び込むきっかけにしていきたい。商店街を活性化することで、未来の子供たちに100年続く商店街を残していきたい」と話している。(熊谷)

シェアキッチンの店内イメージ
シェアキッチンの外観イメージ
同プロジェクトの実行メンバー