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「アミュプラザくまもと」開業 ‘副都心“の拠点に・・・JR九州

2021年4月30日(金)

 九州旅客鉄道梶iJR九州=福岡市博多区博多駅前3丁目、青柳俊彦社長)が熊本市西区春日の熊本駅一帯で進めている再開発事業の中核施設となる駅ビルの商業施設「アミュプラザくまもと」が4月23日、開業した。
 開業セレモニーで青柳社長は「九州新幹線全線開業から10年目に熊本駅ビルが完成した。この建物や駅前広場が熊本の皆さんにとってワクワクし、自慢できる場所となるよう努力する。そして、住みたい、働きたい、訪れたいと思うような“まちづくり”をしていく」とあいさつ。来賓の蒲島郁夫知事は「陸の玄関口である熊本駅に新たなにぎわいが生まれ、県内各地に波及することで創造的復興がさらに加速していくことを期待している」、大西一史熊本市長は「3月に駅前広場が完成し、にぎわいの拠点と同時に災害時の避難場所としても活用することができるようになった。強い熊本の拠点として、そして魅力的な熊本を創っていく新たな拠点として、熊本駅に多くの方に来ていただきたい」とお祝いの言葉を述べた。
 熊本駅ビルは、小倉、長崎、鹿児島、博多、大分、宮崎に次ぐ7番目の施設。敷地面積は約1万9950u、建物は地下1階地上12階建てで、延べ床面積は約11万50u。店舗面積は約4万360u。1階〜7階が商業ゾーン、8階は結婚式場、9階〜12階はホテルとなる。JR九州の駅ビルの中では博多駅に次ぐ規模で、熊本の「副都心」を形成する中核施設として、駅周辺のにぎわい創出に期待がかかる。(甲木)





▲4月23日に開業したJR熊本駅ビルの大型商業施設「アミュプラザくまもと」(熊本市西区春日3丁目)
▲開業セレモニーでテープカットする関係者
青柳俊彦JR九州社長
蒲島郁夫県知事
大西一史熊本市長
▲10時の開店前には3千人(主催者発表)余りが列をつくった。同社はコロナ対策で入館する列の途中などにアルコール消毒液を設置。アナウンスで密を避けるよう呼び掛けた(4月23日午前9時頃)