包括連携協定を締結・・・熊本大学と三菱UFJ銀行

　熊本大学（熊本市中央区黒髪２丁目、小川久雄学長）と�且O菱ＵＦＪ銀行（東京都、半沢淳一頭取）は１１月１０日、産学連携の推進や地域活性化の取り組みを強化する包括連携協定を結び、同大学で協定式を行った。
　同大学の研究成果を同行の持つネットワークを利用して発信し、熊本発のベンチャー企業を創出・育成することが目的。具体的には、同行が開く商談会で同大学の研究内容を紹介するほか、大学の財務基盤強化でも協力するという。同行が産学連携の包括協定を結ぶのは全国で３校目、西日本では初。
谷口宗哉副頭取は「医学、理学、工学分野において熊本大学は最先端の研究を行っており、大きなポテンシャルを持っている。その技術をいかに社会に還元していくか、考えながら連携していきたい」、小川学長は「総合金融グループである三菱ＵＦＪ銀行の持つネットワークや金融面におけるノウハウを生かし、産学連携の推進や地域活性化の取り組みをさらに進化させたい」とそれぞれ話している。（佐々木）