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コロナ対策で熊本、鹿児島に2億円寄付・・・肥後銀行と鹿児島銀行

2021年12月1日(水)

 葛繽Bフィナンシャルグループ(FG)傘下の肥後銀行(笠原慶久頭取)と鹿児島銀行(松山澄寛頭取)は11月10日、熊本県と鹿児島県に各1億円を寄付した。
 両県の新型コロナウイルス感染症対策事業に対する支援として企業版ふるさと納税を活用。本社所在地の自治体は対象外のため、肥銀は鹿児島に、鹿銀は熊本に贈った。当日、笠原九州FG社長と鹿銀の吉本達矢熊本支店長が熊本県庁を訪問。蒲島郁夫知事に寄付金の目録を手渡し、吉本支店長が「コロナ禍における生活困窮者の支援として活用してほしい。今後も当グループ一丸となり、地域の持続的な発展に貢献していきたい」とあいさつした。また同日は、松山頭取と肥銀の福田健太郎鹿児島支店長が鹿児島県庁を訪れ、塩田康一知事に目録を贈った。
 企業版ふるさと納税制度は2016年スタート。企業は法人関係税の軽減や将来の事業展開を見据えた地方自治体との関係性構築などのメリットがあり、税額控除の特例措置延長といった制度改正を受け、今後の利用拡大が見込まれている。(山本)

左から笠原社長、吉本支店長、蒲島知事
蒲島知事(右)に目録を手渡す吉本支店長
「昨年に続き今年も寄付していただき感謝している。コロナ感染症対策事業の資金として活用したい」と話す蒲島知事
左から福田支店長、塩田知事、松山頭取