熊本国府高校で物流出前授業…熊本県トラック協会

（公社）熊本県トラック協会（熊本市東区東町４丁目、住永豊武会長）は、12月21日、熊本市中央区国府の熊本国府高校で物流についての出前授業を開き、トラック運送業界の社会的役割や重要性などについて説明した。
人手不足が深刻化する中、就職先の選択肢の1つとしてドライバーの仕事への理解を深めてもらうと2017年度から実施しているもので、延べ21校目。同協会の青年部会「継運会」が企画した。同校での開催は2回目。当日は1年生約400人が出席。同部会役員がトラック運送業界の担う社会的役割、ドライバーの1日の仕事の流れや労働環境、仕事のやりがいなどについて紹介。生徒たちは熱心に聞き入っていた。堀内貴央部会長は「今後も優秀な若年者の獲得のため、運送業界の魅力を伝えていくとともに業界の認知度の向上にも努めていきたい」と話している。（佐藤）