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「熊本県のために精一杯頑張りたい」・・・堤泰之氏(熊本市1区県議補選)

2022年5月6日(金)

 不動産会社社長の堤泰之氏は4月24日、熊本市中央区上水前寺で5月29日投開票の熊本市1区県議補選に向けた選挙事務所の開所式を行い、自民党関係や地元の校区の支援者など約150人が出席した。住所は上水前寺2丁目4−10山崎ビル1階、セブンイレブン上水前寺2丁目店の向かい。

●「補選は通過点、本当の決戦は来年」(木原衆院議員)
●「千載一遇、ぶっちぎりで当選を」(二子石氏)

 当日は午前11時から事務所開き式が始まり、後援会の奥村拓司会長(=日の丸産業渇長)などのあいさつがあった後、自民党の木原稔衆院議員、野田毅前衆院議員秘書の二子石信介氏、熊本市議の倉重徹氏、原亨氏、日隈忍氏、野口修一宇土市議、大久保輝菊陽町議が登壇してそれぞれマイクを握り、堤氏を激励した。
 木原衆院議員は「補欠選挙の応援に現職の議員がこれだけ多く来ることは珍しい。それだけ堤さんが議員に食い込んでいるということ。そして、地域に根差しているということの表れだ」と感想を漏らした後、「私は必ず勝つと信じている。だが、今回の補選はあくまで通過点だ。来年行われる本当の決戦に向けて猪突猛進していただきたい」とエールを送った。
 二子石氏は「堤さんのお父さま(=泰宏・元県議)とは、54年前に私の父が選挙に出た時に応援をいただいた縁。当時私は中学生、お父さまは大学生だった。新進党時代にはお父さまに県議として野田を支えていただいた」と堤一族との因縁を解説してみせた後、「前回の県議選も堤さんを応援していたが、私の力不足に終わった。だが、今回の補選はまさに千載一遇。2議席を3、4人で争うような形になるだろうが、是非ともぶっちぎりで当選させ、来年に向けて勢いをつけてもらいたい」と熱弁した。
 倉重市議は「私の祖父も叔父も県議だった。その時から堤さんの父とは共に活動をさせていただいた縁がある」とし、「今回は堤さんを支える一人になれればと思い、参上した。非力ではあるが、しっかりと支えさせていただきたい」と述べ、エールを送った。

●「県政で必ず仕事を」(堤氏)
●18日にテルサで総決起集会

 夫人と共に決意表明に立った堤氏は「私自身、大きなチャンスが巡ってきたと感じている」と語り出し、前回県議選の落選について触れ、「自分を見つめ直すいいきっかけになった。子どもたちが熊本の地でずっと幸せに生きていける―。そんな熊本をつくるために私は政治家になりたい」と熱弁。「GAFAの時価総額が、日本企業全体の時価総額をはるかに上回るような時代になった。GAFAは私が社会人になった時には存在すらしなかった企業群だ。それだけ世の中の流れが激しくなってきている。そんな時代に子どもたちはどうやって生きていくのか、とても心配している」と述べ、格差の問題などについて触れた。「私は県政で必ず仕事をする自信がある。とても情勢が見えづらい選挙だが、日本のために、熊本県のために精一杯頑張っていきたい」と意思表明し、出席者らの拍手が起こった。
 最後に、後援会の事務局が3月18日の午後7時からホテル熊本テルサで総決起大会を開くことなどを報告し、会は閉会した。(松本)

決意表明に立った堤氏
応援演説に立った木原衆院議員。倉重徹市議らの姿もあった
雨の中、150人が集まった