県連設立大会を開催・・・国民民主党県連

　国民民主党県連（代表＝長友慎治衆院議員）は５月９日、熊本市中央区の熊本労働会館で県連の設立大会を開き、電力総連やＵＡゼンセンなどの産別関係者を中心に約30人が集まった。
　夏の参院選で比例代表に出馬予定の党公認候補者を支援するのが狙いで、県連の事務所は熊本市西区上高橋にある島津市議の事務所内にある。
　冒頭、ＵＡゼンセン熊本県支部の梶田秀治支部長による開会あいさつがあった後、党代表の玉木雄一郎衆院議員によるビデオメッセージが放映された。続いて連合熊本の友田孝行会長、連合推薦議員団団長の西聖一県議（＝立憲民主党県連代表代行）がそれぞれ来賓あいさつをした。

　議事では県連の役員案が承認された。役員体制は次の通り。
▼県連代表　長友慎治 衆院議員　▼幹事長　島津哲也 熊本市議　▼幹事　大倉雄一 八代市議　▼幹事　梶田秀治 ＵＡゼンセン熊本県支部長　▼幹事　松村勲 自動車総連熊本地方協議会議長　▼幹事　中谷真弥 電機連合熊本地方協議会議長　▼事務局長　大塚信弥 前熊本市議　▼相談役　田尻将博 元熊本市議　▼会計監査　園田海舟 熊本県電力総連会長

　あいさつに立った長友代表は「県連設立にあたって産別の皆さまに多大なるご尽力をいただき、心から感謝申し上げる。これから皆さまにご恩返しをしていきたい」と力強く語った上で、「私の選挙区は宮崎だが、実は祖父母は阿蘇出身。水俣にも知り合いがおり、熊本との縁は深い。皆さまとさらに連携していきたい」と述べた。
　最後に、党の公認キャラクター・「こくみんうさぎ」さんもサプライズゲストとして登場。出席者一同で頑張ろう三唱をし、閉会した。

●選挙区は出口氏を支援

　その後、幹事会が開かれ、夏の参院選の熊本選挙区の対応について協議。終了後、島津幹事長は「候補者は立てず、立憲民主党から出馬予定の出口慎太郎氏を支援することが決まった。今後は連合熊本、立憲、社民との話し合いの場に加わり、４者協議で連携を深めていきたい」と語った。（松本）