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日本医師会認定医療秘書養成校目指し協定締結…県医師会と熊本YMCA学院

2022年5月21日(土)

(公社)熊本県医師会(熊本市中央区花畑町、福田稠会長)と専修学校熊本YMCA学院(熊本市中央区段山本町、光永尚生学院長)は4月11日に、熊本YMCA学院の商業実務専門課程医療秘書科における、日本医師会認定の医療秘書養成の申請について協定を締結した。
 県内初の認定を目指すもので、協定の主な内容は@日本医師会認定医療秘書養成校の申請について、熊本県医師会が窓口となり熊本YMCA学院の養成課程を管理するA熊本YMCA学院は、医療秘書を養成する教育にかんして、日本医師会認定医療秘書要綱の定めるところに準拠する課程を持つB所定の課程を修了した者は、日本医師会の認定証が交付されるなど。認定養成機関のカリキュラム終了により、日本医師会の医療秘書認定試験を受験することが可能になる。
 協定書調印式で福田会長は「医師の仕事も複雑で多様になってきている。その医師の助けになるのが医療秘書の方々。熊本YMCA学院はこれまで長期間にわたり医療秘書はじめ医療事務に携わる人材育成を続けてきた。今後、この協定のもと優秀な人材を育成し地域医療を支える存在になってほしい」とあいさつ。光永学院長は「長年にわたり医療に携わる学生を育成してきた。困難が多く変化にとんだ時代であるが今後も人材育成を通し、地域に根差して世界を見つめる働きを行いたい」と話した。(石井)

左から光永尚生・熊本YMCA学院学院長、福田稠・熊本県医師会会長