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永廣理事長らが熊大病院でのプロジェクト紹介・・・・コミュナール

2022年8月3日(水)

 特定非営利活動法人コミュナールの永廣理事長らが熊本キワニスクラブ8月2日例会で「ひびきあうハートkumamoto2022」について卓話した。これは大学、企業、地域、アーティストのコラボレーションにより大学病院にアート作品を制作、設置することで、病院利用者が心地よいひとときを過ごせるよう環境向上に寄与することを目的としたもの。
 同プロジェクトは和紙製で適度な粘着力がありながらはく離も可能であるマスキングテープを使用するのが特徴。病院内で学生や地域の方々、病院職員などと協力し小さなハートを組み合わせて大きなハートを院内で作成するというもの。このような分業は腕を上手く動かせない方でも制作することが可能になるほか、コロナ禍でも地元の方々だけだが制作することができた。オンラインで行った際は県外からも参加することができた。永廣佳理事は「病院内にアートを設置することは、暗い雰囲気になってしまう病院をアートに目を向けることで明るい雰囲気にする効果がある。」また「管理の対象になってしまう患者の方々を解放できれば」と話した。
 この事業が「ひびきあうkumamoto2022」として熊本大学病院でも行われる。招待アーティストはマスキングテープを使った大規模なアート作品を制作する希少なプロアーティストの西村公一氏である。資金はBNPパリバ・グローブによる助成のほか団体、個人等の寄付を募る予定だ。同団体は賛助会員を募集しており、webサイトから登録が可能である。会費 個人 5000円、法人・団体 30000円。「マスキングテープを使用して古びた建物を彩ることはできるか?」という質問に対し永廣理事長は「できます。」と答え、会場の方々は興味を示していた。
(ソーシャルアクションプログラム実習生/済々黌1年・中山:担当=坂井)

「ひびきあうハートkumamoto2022」の説明をする信治理事長
小さなハートの大きさを示しながら話す佳理事
質問をする小杉会長
「1000種類はある」とマスキングテープを見せる信治理事長
卓話を聴く参加会員