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次期衆院選熊本1区・宮田氏、3区・中山氏・・・参政党

2023年8月30日(水)

 参政党(松田学代表)は8月19日、熊本市中央区の県民交流館パレアで次期衆院選立候補予定者の記者会見を開いた。同党の事実上のトップ・神谷宗幣副代表も同席した。次期衆院選熊本1区に立候補を予定しているのは熊本市北区在住でヨガ講師の宮田果緒氏、熊本3区は大津町在住でフリースクールを経営する中山直之氏。

 宮田果緒(みやた・かお)氏は1979(昭和54)年9月20日生まれ、43歳。熊本市北区出身。熊本北高校―日本女子体育短期大学体育科(舞踊専攻)卒。10年ほど都内で芸能活動を経て28歳で熊本に戻り、北区楠に「Organic YOGA Studio YOGA ・YOKA」を立ち上げ、ヨガ講師を務める。「宮田果緒」で活動するが、本名は齋藤香里。過去に県内で音楽バンド「O‐tumn(オータム)」のボーカルとしても活動。
 中山直之(なかやま・なおゆき)氏は1985(昭和60)年6月4日生まれ、38歳。大津町出身・在住。ヒロ・デザイン専門学校ファッションビジネス科卒。阿蘇ファームランドに就職した後、有機農業などを行う。2021年からフリースクール「いわさかハウス」を運営。
 記者会見での一問一答は次の通り。

 ―参政党から立候補した理由は。
 中山 参政党の「自分たちでゼロからつくっていく」という方針に共感したから。
 宮田 自分の子どもを守る親の立場になった時に、自己流ではあったが多くのことを調べる中で、参政党の理念と一致した。
 ―宮田さんは通称名で立候補する理由は。
 宮田 本名は齋藤香里。18歳の時から芸能活動をしていたが、熊本に戻ってきた。私の活動を知っている同級生や知り合った方は、本名よりも宮田という名前で認識している方が多い。この名前で活動して15年になる。このまま使っていきたい。

●「いきなり選挙区で勝つのは困難」(神谷副代表)

 ―神谷副代表は、熊本についてどう認識しているのか。
 神谷 統一地方選で県議の高井千歳には党のボードメンバーとして運営に携わってもらっている。支部全体で参政党の訴えを広げてもらいたい。小さい政党なので、いきなり選挙区で勝つのは困難だ。勝ち負けではなく、世の中にどういう課題があるのかを訴える。そしてそれだけでなく、問題の根本はなんなのかを県民に考えてもらう。そして、熊本県の投票率が上がることを期待したい。
 ―熊本県内で擁立する可能性は。
 神谷 ブロック全体の予算があるので、どこまで候補者が出せるのかだ。他の県で候補者が少ない県もあるので、候補者が新たに出てきた場合は追加予算の可能性もある。(松本)

予定候補者らと記者会見する神谷副代表(中央)
熊本1区から立候補する予定の宮田氏
熊本3区から立候補する予定の中山氏(右)