トップ フォトニュース 響く大規模プロジェクトの“槌音”・・・天神ビッグバンで変わるまちなみ
フォトニュースPhoto News

響く大規模プロジェクトの“槌音”・・・天神ビッグバンで変わるまちなみ

2024年2月29日(木)

 福岡市中央区天神の「天神交差点」周辺で進む再開発事業「天神ビッグバン(以下天神BB)」。熊本では見られない大規模プロジェクトの槌音が至るところで響き、天神周辺のまちなみが大きく変わりつつある。
 15年2月にスタートした天神BBでは規制緩和第1号となる「天神ビジネスセンター」や高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」が入る「福岡大名ガーデンシティ」などが相次ぎ開業。現在は西日本鉄道鰍ェ進める天神BBで最大規模のプロジェクト「(仮称)新福岡ビル」や、福岡地所と天神一丁目761プロジェクト合同会社による「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」、住友生命保険相互会社との共同事業「(仮称)住友生命福岡ビル・西通りビジネスセンター建替計画」などが進んでいる。
 昨年3月末時点で同プロジェクトの建築確認申請数は63棟、完成棟数は52棟に上り、26年までに約70棟、30年代までに約100棟が建て替わる見込み。今後もさらなる開発が続きそうだ。(堀)

西日本鉄道が福岡市中央区天神1丁目で進める「福ビル街区建替プロジェクト」。「福岡ビル」、「天神コア」、「天神ビブレ」跡地に敷地面積約8600u、高さ約97m、地下4階・地上19階建てで延べ床面積約14万7千uの「(仮称)新福岡ビル」。を建設
日本生命保険、積水ハウスが同区天神1丁目に建設する(仮称)天神一丁目北14番街区ビル。25年3月完成予定
福岡市役所北別館跡地及び隣接地では、昨年10月に福岡地所と天神一丁目761プロジェクト合同会社(同社のほか九州電力、九電工の3社で構成する特別目的会社)による「(仮称)天神ビジネスセンター2 期計画」が着工している
学問の神様・菅原道真を祀る「水鏡天満宮」(写真左)や毎日福岡会館の周辺では、約2万5千uを開発する「天神一丁目 15・16 番街区」のプロジェクトが進行。30年以降の実現を目指す