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大学・大学院から1080人が巣立つ・・・熊本学園大学

2024年3月22日(金)

 熊本学園大学(熊本市中央区大江2丁目、細江守紀学長)は3月22日、熊本市中央区の熊本県立劇場コンサートホールで令和5年度の卒業(学位記授与)式を開いた。
 今年度の卒業生・修了生数は、商学部(311人)、経済学部(307人)、外国語学部(128人)、社会福祉学部(288人)の1034人および大学院(博士後期課程7人、修士課程10人、専門職学位課程29人)の46人、卒業生・修了生合計総数1080人だった。
 今年度は、会場入口の検温やマスク着用義務などもなく、コロナ禍前の状態に戻り、卒業生・修了生、教職員に加え、保護者も別ホールで出席した。
はじめに学生歌斉唱のあと、細江学長が代表者に学位記を授与。高橋賞授与および学部長賞授賞に続いき、学長が「大学で何を学び、何を身に付けることができたか、今一度、コロナ禍の体験を通して自らの歩みを振り返ってみていただきたい。社会のさまざまな分野で個性を発揮しながら大きく飛躍されることを心から期待したい」と告辞を述べた。
 続いて、目黒純一学校法人熊本学園理事長が「移り行く世界の中の日本、そして移り行く熊本を、今後どうしていくかは、若い君たち世代の役割であり、君ら次第です。激動する社会のなかで、奮闘する皆さんの後ろ姿を母校は見守り続けます。これからのご検討を祈ります」と祝辞を述べた。その後、来賓を代表して、住永豊武熊本学園大学同窓会志文会会長が「ご卒業おめでとうございます。TSMCの進出で熊本県は日本国内はもとより世界からも注目されている。どうか故郷熊本を思い、熊本で働き、熊本でご両親と身近なところに住んで、心豊かに生きられることを願っています」と祝辞を述べた。
 そして、卒業生・修了生を代表して経済学部リーガルエコノミクス学科の森田妃香さんが「新型コロナウイルス感染症が世界中で流行し、その影響で入学式も中止となり、不安な気持ちを抱えながら入学しました。多くの困難を伴った4年間、長いようで短く、とても充実したかけがえのないものになった」と謝辞を述べた。(宇治野)

「AIにできることはAIに任せ、人間は人間にしかできないことを」と卒業生を激励する細江学長
「自由と平和を今一度確認してこの学び舎を巣立ってほしい」と祝辞を述べる目黒理事長
「少子高齢化、人口減少がある。この問題にも目を向け、安心して結婚でき、子どもを産める社会を取り戻すため、取り組んでもらいたい」とあいさつする住永会長
細江学長から学位記を受ける卒業生
商学部の宿里萌紅さんら4人に高橋賞が贈られた
卒業生代表謝辞を述べる経済学部リーガルエコノミクス学科の森田妃香さん
1080人が巣立った卒業式
式典会場の熊本県立劇場コンサートホール前
キャンパス内に設けられたフォトブースで写真を撮る卒業生