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CLTユニット工法県内初採用の貸店舗完成…レジデンスハウス

2024年3月29日(金)

 潟激Wデンスハウス(益城町惣領、川ア聖治社長)は、木造建築の一種・「CLTユニット工法」採用の貸店舗「レジデンス益城A」が3月末、完成した。施工は潟鴻nウス(熊本市中央区帯山9丁目、豊田浩二社長)。
 CLTとは、ひき板の繊維方向を直交させて積層接着した木質系材料で、ロハウスでは箱型の構造体として組み上げたユニットを用いた同工法を「ロハコ」として展開。同工法を全面採用した民間の建物は県内初。場所は、益城町惣領交差点北東側。壁面や床、軒、ウッドデッキなどを木目調にし、工法の特性を生かした大きなガラス窓を採用したデザインが特徴。構造体を1ユニットとして、6ユニットで構成、間仕切りで3区画に分けられ、1棟貸しも可能。駐車場は14台。テナントは飲食店を想定し、現在、入居店舗を募集している。
 川ア社長は「木造で震度7にも耐えられる店舗。益城町の入口ともいえる場所で、夜はライトアップするなど賑わいや防犯面でも貢献していきたい」と話している。
 施工したロハウスの豊田社長は「木造にこだわった建物づくりに取り組んでおり、RC 造と同等の強度を誇るCLTユニット工法も当社の新たな強みとして広めていきたい」と話している。

今回完成した「レジデンス益城A」
川ア 聖治 社長
内部。3区画あり、区画単位から1棟貸しまで対応
CCL(CLTセルユニッ ト)単体