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アーバンスポーツの推進で連携協定・・・県と菊陽町

2024年3月29日(金)

 熊本県と菊陽町は3月19日、若者に人気のスケートボードなどオリンピックの正式種目に採用された「アーバン(都市型)スポーツ」を通じた交流人口の拡大や競技レベルの向上などを目的とした連携協定を結んだ。
 同町は、原水地区の菊陽杉並木公園隣接地に2026年度の開業を目指して九州最大規模の専用施設の整備を進めている。協定では県がアーバンスポーツの推進をスポーツ推進計画に位置づけ、関係団体の育成に取り組む。町は大会やスポーツ合宿などができる施設を整備し、相互に連携して機運醸成や普及促進を図り、イベントや大会、合宿の誘致による利用拡大などで連携する。
 同日、県庁であった締結式で吉本孝寿町長は「この施設を活用して大会誘致や競技者育成に取り組み、将来はオリンピック選手が熊本から生まれる夢を県と実現したい」と期待し、蒲島郁夫知事は「将来性の高いアーバンスポーツを通じて、新たな観光誘致を目指したい」と応えた。(甲木)

▲アーバンスポーツ推進に関する連携協定を結んだ蒲島郁夫知事(左から3人目)と菊陽町の吉本孝寿町長(同2人目)
▲3月19日に開かれた連携協定の調印式(県庁知事応接室)
▲菊陽杉並木公園隣接地に整備するアーバンスポーツ施設のイメージ図。右奥は町民グラウンド(町提供)