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外国人材採用のミスマッチ解消へ連携・・湖東学園など4者

2024年4月3日(水)

 (学)湖東学園(熊本市東区湖東1丁目)、介護事業の鰍gUMOR(=ウモール、同区月出5丁目)、外国人技能実習生の送り出し機関・ミャンマーワーカーマネジメント(本社・ミャンマー、日本支店・福岡市)、人材を受け入れる支援機関・ABC梶i久留米市)の4者は2023年12月、外国人材採用のミスマッチ解消を目的としたプロジェクトを始めた。
 実習生に関する情報共有などで連携し、日本人と外国人が共生する社会づくりの推進を目指す。同学園は現在12人が在籍する実習生の日本語教育を担っており、学園隣接地には実習生向けに5部屋の寮を設けた。HUMORは介護業界におけるネットワークを生かし、県内外で人材の受け入れを希望する施設からの需要を開拓する。送り出し機関や支援団体の九州内での実績も融合し、質の高い人材を紹介していきたい考え。同学園の森敏子学園長は「国内で人手不足が深刻化する中、外国人材が活躍できる環境を作るには日本人と同様の生活の確保が大事。熊本の地で外国人のふるさとづくりを目指す」、HUMORの諏訪免力社長は「森学園長の思いに共鳴し、今回のプロジェクトに参加させていただいた。社会貢献活動の一環として外国人材を受け入れる際のトラブル解消につながっていけば」と話した。(大島)

連携を始めた前列左からミャンマーワーカーマネジメントのテッ・ナゥン・トゥン社長、森学園長、ABCのシュレスタ・アニル・クマルさん、後列左から2人目は諏訪免社長