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天草市 国道389号「下田南バイパス」第2工区の工事着々・・・県

2024年4月30日(火)

 県が天草市天草町の下田北から下田南地区にかけて整備を進めている国道389号「下田南バイパス」(総延長3520m)のうち、第2工区の工事が着々と進んでいる。
 同バイパスは、天草下島の国道で唯一残る車の離合が困難な未改良区間があり、2002年から整備を開始。これまで下田港近くから鬼海ヶ浦トンネル(772m=10年供用)までの1工区1830mが完成している。
 第2工区の工事区間は、鬼海ヶ浦トンネル先の「3号トンネル」(386m)から妙見浦付近までの1690m。「3号トンネル」はほぼ完成し、同トンネル出口〜国道389号の現道部までの約260mを暫定的に接続し、通行できるようにする。2月29日には「4号トンネル」(367m)の安全祈願祭が行われ、掘削工事が本格化。「1号橋」、「2号橋」では下部工の工事が進んでいる。総事業費は約111億円で、総延長ベースの工事進ちょく率は52%(24年3月末現在)。全線開通の見通しは示されていない。(甲木)





▲天草下島の西海岸を通る 国道389号「下田南バイパス」。写真は第2工区の小田床地区をまたぐ「1号橋」の工事現場。写真右奥が「4号トンネル」の抗口
▲「4号トンネル」とつながる妙見浦付近の「2号橋」では下部工工事が進む
▲掘削工事に着手した「4号トンネル」