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展覧会「ガラスの器と静物画」が開幕・・・熊本市現代美術館

2024年7月12日(金)

 熊本市現代美術館(熊本市中央区上通町)では7月13日から、展覧会「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」が開幕する。会期は9月23日まで。
 ガラス作家・山野アンダーソン陽子が作ったガラスの器を、スウェーデン、日本、ドイツの18人の画家が静物画に描くというプロジェクトが2018年から始まった。絵にしてみたいガラス食器について画家から言葉でリクエストを受け、山野はガラスを制作し、そのガラスを画家たちが絵に描く。さらにガラスと絵画は写真家によって撮影され、アートブックとして編まれるというもの。本展は、そのようなアートプロジェクトを紹介する内容で、ガラス、絵画、写真、映像のおよそ80点で構成される。
 会場は同美術館のギャラリーI・U。観覧料は一般1300(1100)円、シニア1000(800)円、学生(高校生以上)800(600)円、中学生以下無料。()内は前売り、20人以上の団体、電車・バス1日乗車券・JAF会員証・市電緑のじゅうたんサポーター証・熊本県立美術館友の会証を提示した方。前売り券は7月12日まで販売する。時間は午前10時〜午後8時(入場は同7時半まで)。休館日は火曜日。(澤井)

三部正博 《伊藤靖子のアトリエに佇むガラス食器》 2021
三部正博 《伊藤靖子が描いた静物画〈untitled 2021-15〉》 2021(参考作品)