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福島県の病院と連携し画像診断を開始・・・ワイズ・リーディング

2012年10月30日(火)

 遠隔画像診断サービスの潟純Cズ・リーディング(熊本市北区飛田3丁目、中山善晴社長)は9月から東日本大震災で被災した福島労災病院(いわき市)の遠隔画像診断を開始した。
 同診断はインターネットで送られてくるコンピューター断層撮影などの画像を県内の専門医が診断するもの。同病院からは1日10〜15件の画像が送られており、翌日までに複数の医師で読影。診断リポートを返送しているという。
 同社は2007年設立。資本金は200万円。従業員数は6人。中山社長は「現在、県内外の医療機関34施設から依頼を受け診断をしている。今後も医療業界における放射線外科医不足などの問題に対して医師の負担を軽減し、地域医療の質の向上に役立てていきたい」と話している。
(横山弘)

遠隔画像診断を開始したいわき市の福島労災病院
放射線科医師不足などの解消に役立てたいと話す中山社長