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新社長に高木取締役が就任・・・テレビ西日本

2013年10月30日(水)

 「この数年業績は減収増益でした。今期も上半期は厳しかったが下期になんとかカバーし、昨年並みの業績に持って行きたい」と語る高木敏弘社長。
 6月25日に取締役経営管理局長から新社長に就任して4カ月の高木氏に「ふくおか経済」でインタビューした。
 大分県中津市出身で、門司高校から上智大学英文科卒。昭和32年7月生まれの56歳。「平取締役からの社長指名でしたので驚きましたが、生え抜きを重視されたのでしょう」と背景を思量する。
 同社の前期の売上高は140億9000万円、経常利益は11億4000万円だった。従業員数は150人。福岡の民放5局の中で3番めの規模。キー局のフジの視聴率が売上高に影響しているようだ。
 「当社は株式を上場していませんので、利益をそんなに追求する必要がありません。その分良質な番組提供にお金を使えます」と語る。高木社長は入社20年以上報道部と制作部に在籍し、番組作りには思い入れが強そうだ。経理部長、経営管理部長を経て20年に取締役報道制作局長、23年から同経営管理局長を務めていた。営業部署の経験がない生え抜きの社長も珍しいのではないか。  (中島)

役員応接室で取材に応じる高木敏弘社長
テレビ西日本の本社(TNC会館)21階建て
ふくおか経済12月号の撮影に応じる高木社長