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輻射式冷暖房装置エコウィンが受賞ラッシュ・・・エコファクトリー/ロクス

2008年4月28日(月)

 熊本市水前寺2丁目のエコファクトリー(村上尊宣社長)は昨年、同社が開発した輻射(ふくしゃ)式冷暖房装置「ハイブリッドサーモシステム・エコウィン」で第4回エコプロダクツ大賞・国土交通大臣賞を受賞した。エコプロダクツ大賞は環境負荷の低減に配慮した優れた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰する制度で、これまでにトヨタのハイブリッド車「プリウス」などが受賞。第4回ではバンダイや富士ゼロックスなど大企業と肩を並べての受賞となった。
 エコファクトリーは建築設計事務所の泣鴻Nス(同社長)がエコウィン製造・販売のため立ち上げた会社で、ロクスとしてはハイブリッド「エコウィンハウス」の名称で高耐震・次世代省エネ住宅を開発。ソフトパッケージ化し地域工務店とネットワークを構築、供給を進めている。エコファクトリーはエコプロダクツ大賞のほか、経済産業省管轄の公益法人・(財)店舗システム協会主催のジャパンショップシステムアワードでも奨励賞を受賞。ロクスとしても今年2月に福岡ベンチャーマーケットビッジネス大賞最優秀賞を受賞しており、両社では昨年から受賞ラッシュとなった。村上社長は「これらの受賞などもあり、輻射式冷暖房装置の販売実績は徐々に伸びてきている。来期は販売台数93台、売り上げ1億5千万円をクリアしたい。その程度の受注が確保できれば工場新設も考えている」と話している。(佐藤奈)

輻射式冷暖房装置「ハイブリッドサーモシステム・エコウィン」タワー型
同パネル型
「事業を通し環境問題に貢献したい」と話す村上社長
本社2階でエコウィン開発を進めている