野菜・果実の冷凍加工工場が稼働を開始…熊本大同フーズ��

熊本大同青果グループの熊本大同フーズ��(熊本市西区田崎町、月田潔孝社長)が運営する野菜・果実の冷凍加工工場が完成し、３月２５日から稼働を開始した。
　工場の場所は西区池上町の県道並建熊本線北側。敷地面積は約１万６５００�u、工場は鉄骨一部２階建てで約３３００�u、冷凍庫は約１９８０�u。総事業費は約２０億円。年間での生産能力は約２千トンで、県内産のホウレンソウ、コマツナ、ミカン、不知火、イチゴなどの冷凍加工、梱包を行う。
　熊本大同フーズ�鰍ﾍ、熊本大同青果��(熊本市西区田崎町、月田潔孝社長)と冷凍食品製造・販売を行う�潟mースイ(東京都港区、神田至浩社長)が共同出資し、２０１９年５月に設立。資本金は９７００万円で従業員は３５人。
　３月２５日の落成式で月田社長は「工場建設は、農作業の労力を機械化、省力化で軽減し、生産者の皆様の所得向上につながることが目的の一つ。この事業を必ず成功させ、熊本から農業の活性化の一翼を担えればと考えている」と意欲を見せた。(石井)