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まちづくりで連携協定、御代志・辻久保など再開発加速〜合志市と熊本電鉄 

2021年5月13日(木)

 合志市(荒木義行市長)と熊本電気鉄道梶i熊本市中央区黒髪3丁目、中島敬社長)は5月12日、まちづくりに関する包括連携協定を結んだ。
 合志市役所で荒木義行市長と中島敬社長が協定書に調印した。協定項目は、@地域社会の発展A駅を拠点としたまちづくりの推進B地域公共交通の活用による暮らしやすさの向上C地域資源を活用した交流人口の誘導と回遊性D地域・暮らしの安全・安心。
 締結式で中島熊本電鉄社長は、「合志市は活気に満ち人口も大幅に伸びている熊本で住みたいと思われるまちの一つ。地元交通企業として合志市における公共交通の在り方、地域開発の創出などに最大限の力を発揮できるよう努力したい」と。荒木市長は、「熊本電鉄さんには市内循環バスの運行を受託してもらい、御代志地区の区画整理事業でも軌道移設に協力いただき事業が進んでいる。重点土地利用計画として官が誘導し民が開発するまちづくりの熊本県の規制緩和第1号として事業を進めている辻久保地区の開発でも、同社が保有する駐車場を活用した地域活性化事業にも協力いただいている。協定締結で行政と会社の仕切りをなくし、連携のスピード感を加速させたい」と挨拶した。
 同市では、2022年4月の熊本電鉄御代志駅の新駅開業と23年度内の一部商業施設オープンを目指す御代志地区土地区画整理事業を連携して進めており、市北部の辻久保地区で計画中の熊本電鉄が保有するバス駐車場を含む国道387号沿いの土地を活用した住宅地開発などでも連携を図る。(香月)

まちづくりで連携協定に調印した荒木義行市長(左)と中島敬社長(右。5月12日、合志市役所)
「協定締結で連携のスピード感を加速させたいと」話す荒木市長
「地元交通企業として最大限の力を発揮したい」と挨拶する中島社長
合志市側出席者。右から荒木市長、名垣眞一副市長、岡田竜太郎政策監、島圭二総務部長、吉村幸一市長公室長
熊本電気鉄道側出席者。左から中島社長、有働公治専務、福田幸司取締役総務部長