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「kurashi」で16作品目のグッドデザイン賞・・・新産住拓

2021年11月22日(月)

 新産住拓梶i熊本市南区近見8丁目、小山英文社長)は、「kurashi」で2021年度のグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞した。同社の同賞受賞は、2010年度の受賞から通算16作品目で、地場住宅会社ではトップクラスの実績。
 受賞作は、一般住宅で、木造軸組構造平屋建て、敷地面積2851u、延床面積179u。「kurashi」では、働き方・働く場所・くらし方の変化が進んでいる現代、仕事面では在宅ワークを、生活面では自然とともに豊かに生きることを目指し、住居としての「家づくり」から、新たな「くらしづくり」を提示。企画設計部の20〜30代の若手部員3人が担当した。
 審査委員会では「ライフスタイルの多様化が始まっており、自然環境豊かな地に建てられたプロジェクトとしてそうした傾向に対する一つの回答を示している。環境の豊かさを活かすための深い軒と斜め壁を生かした空間デザイン。また、地場である点を活かして、天然乾燥材を用いた大断面梁を用いることで、平面計画のユニークさを架構のデザインと連動させることができている。地場の良質な木材の力強さを感じる住宅に住むというのは、新しい地域の家の在り方」と評価された。
 10月20日に新産住拓本社で開いた受賞報告会で、小山社長は「毎年、このプロジェクトに挑戦することで設計スタッフの提案力向上につながっている。今回も木の美しさを表現した新産住拓らしい住宅になった。今後もさらなるデザイン向上に努め、優れたものづくりに真摯に取り組んでいきたい」と語った。(熊谷)

2021年度グッドデザイン賞を受賞した「kurashi」
パブリックとプライベートを緩やかに遮る視線づくりを行い、眺望を活かしたリビング空間
受賞報告会で「今後もさらなるデザイン向上に努め、優れたものづくりに真摯に取り組んでいきたい」と語る小山社長
グッドデザイン賞の受賞メンバー。左から佐藤佑美さん、坂田綾子さん、橋本早紀さん